午後/問題1
標識化合物と合成法の組合せで正しいのはどれか。
1.3H標識化合物 ーーーーー Wilzbach(ウイルツバッハ)法
2.14C 標識化合物 ーーーーー クロラミン-T法
3.18F 標識化合物 ーーーーー Bolton-Hunter(ボルトン・ハンター)法
4.99mTc 標識化合物 ーーーーー 生合成法
5.125I 標識化合物 ーーーーー スズ還元法
午後/問題2
ある放射性溶液に131I–が60kBq、Na123Iが30kBq、131IO2–が10kBq含まれていた。
131I の放射性核種純度はどれか。
1.50%
2.60%
3.70%
4.86%
5.100%
午後/問題3
放射性標識化合物の分解で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.放射線分解は比放射能に依存しない。
2.α線はβ線よりも放射線分解を起こしやすい。
3.ラジカルが生成されると放射線分解が抑制される。
4.小分けして保存することで放射線分解を低減できる。
5.低温で保存するよりも常温で保存する方が放射線分解は起こりにくい。
午後/問題4
放射分析法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.加速器による放射化を利用する。
2.放射滴定法は間接法に分類される。
3.短半減期核種で標識された化合物に有用である。
4.直接法は分析試料と標識化合物の反応で生成した沈殿物の放射能を測定する。
5.分析試料と標識化合物の反応によって沈殿物が生成されなくても分析可能である。
午後/問題5
共振形インバータ方式の基本原理図を示す。
管電圧のフィードバック制御を行う箇所はどれか。
1.AC-DCコンバータ
2.平滑化回路
3.インバータ
4.共振回路
5.整流回路
午後/問題6
X線CTで誤っているのはどれか。
1.造影効果を高めるには管電圧を低くする。
2.短時間で撮影するにはヘリカルピッチを大きくする。
3.金属アーチファクトを抑制するには管電圧を高くする。
4.仮想的な非造影画像を作成するためにはdualenergyで撮影する。
5.回転当たりの投影データ数を増加させるにはX線管の回転速度を高める。
午後/問題7
マルチスライスCT装置で、ビーム幅40mm、ピッチ係数ピッチファクタ 0.8としたとき、ガントリ回転当たりのテーブル移動距離mmはどれか。
1.16
2.24
3.32
4.40
5.50
午後/問題8
乳房用X線装置等の規格JISZ4751-2-45で定められた事項として誤っているのはどれか。
1.半価層測定では圧迫板を加える。
2.防護壁の減弱当量は0.08mmPb以上とする。
3.圧迫板を除いたX線ビームの総ろ過は0.5mmAl以上にする。
4.剰余放射線の空気カーマは回の照射当たりμGy以下とする。
5.X線照射野は胸壁側の患者支持器の縁からmmを超えてはいけない。
午後/問題9
X線CTにおいて、特定の検出器素子の感度異常によって生じるのはどれか。
1.部分体積効果
2.リングアーチファクト
3.モーションアーチファクト
4.ウィンドミルアーチファクト
5.ビームハードニングアーチファクト
午後/問題10
MRAについて正しいのはどれか。
1.Dixon 法が用いられる。
2.PC法では脂肪組織が血管描出の妨げとなる。
3.TOF法では流速と流れの方向が測定できる。
4.非造影MRAは造影MRAに比べ乱流の影響を受けにくい。
5.造影MRAでは目的血管に合わせて撮影タイミングが決定される。
午後/問題11
MRIのパルスシーケンスで正しいのはどれか。
1.高速SE法ではT2*効果が強調される。
2.SE法の信号はマジックアングルで最大となる。
3.GRE法でスポイラグラディエントを加えるとT2*強調像が得られる。
4.GRE法の信号強度が最大となるフリップ角をErnstエルンスト角という。
5.EPI法での化学シフトアーチファクトは位相方向よりも周波数方向に強くみられる。
午後/問題12
MRIにおいて、ある物質のT1、T2、T2*の値の関係として正しいのはどれか。
1.T1>T2>T2*
2.T1>T2*>T2
3.T2>T1>T2*
4.T2>T2*>T1
5.T2*>T2>T1
午後/問題13
腹部の体外式超音波検査で用いられる周波数MHzに最も近いのはどれか。
1.0.5
2.5
3.12
4.20
5.30
午後/問題14
心エコー検査用のセクタ型プローブについて正しいのはどれか。
1.機械走査を用いている。
2.BモードとMモードの同時施行はできない。
3.狭いエコーウィンドウからの観察に適している。
4.体表近くよりも深部の方が空間分解能が向上する。
5.BモードとDopplerドプラ法の同時施行はできない。
午後/問題15
超音波検査について正しいのはどれか。
1.立位では行わない。
2.探触子による圧迫は禁忌である。
3.臥位に加え側臥位や半坐位でも行う。
4.骨盤部検査では直前に排尿させてから行う。
5.エコーゼリーは使用前によく攪拌してから用いる。
午後/問題16
心エコーの胸骨左縁左室長軸断層像で描出されにくいのはどれか。
1.左心房
2.右心室
3.僧帽弁
4.上大静脈
5.心室中隔
午後/問題17
無散瞳眼底写真撮影装置で正しいのはどれか。
1.観察光は白色光である。
2.撮影画角は75度である。
3.照明光はリング状である。
4.被検眼に最も近いレンズは接眼レンズである。
5.レッドフリー画像は白内障の診断に用いられる。
午後/問題18
MRI造影剤について正しいのはどれか。
1.致死的副作用はない。
2.細胞外液性造影剤はT2緩和時間を短縮しない。
3.SPIOはT2強調像もしくはT2*強調像で評価する。
4.MRCPでは消化管造影剤は陽性造影剤として用いられる。
5.Gd-EOB-DTPAは投与後15分前後から肝細胞に移行する。
午後/問題19
膝のMRI検査前の準備として適切なのはどれか。
1.患者の両手は腹部で組んだ状態とする。
2.膝用コイルのケーブルが長い場合はループ状に配置する。
3.膝以外の場所に湿布薬を貼っている場合は剝がさずに検査する。
4.両側の太が直接接触しそうな場合は間にクッションをはさむ。
5.条件付きMRI対応ペースメーカを植え込んでいる場合は制限なく検査を行ってもよい。
午後/問題20
MRI装置における脂肪と水の共鳴周波数差[Hz]に最も近いのはどれか。
ただし、1Hの磁気回転比は42.6MHz・T-1とする。
1.36.5
2.49.7
3.149
4.224
5.447
午後/問題21
SE法によってTR400ms、TE10msで撮影された頭部MR像について正しいのはどれか。
1.脂肪は低信号で描出される。
2.脳梗塞は高信号で描出される。
3.脳脊髄液は高信号で描出される。
4.脳下垂体後葉は高信号で描出される。
5.灰白質は白質よりも高信号で描出される。
午後/問題22
拡散強調像について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.真の拡散係数が得られる。
2.脂肪抑制法が併用される。
3.組織のT2値の影響を受ける。
4.急性期脳梗塞は低信号に描出される。
5.撮影には一般的にSE法が用いられる。
午後/問題23
腰椎MRIの矢状断像で呼吸性アーチファクトを軽減する方法として正しいのはどれか。
1.TEを長くする。
2.フリップ角を大きくする。
3.位相エンコード方向を頭尾方向にする。
4.腰椎にサチュレーションパルスを付加する。
5.MT(magnetization transfer)パルスを付加する。
午後/問題24
ファンクショナルMRIで正しいのはどれか。
1.造影剤を使用する。
2.データ取得にSE法を用いる。
3.脳実質の動きを画像化している。
4.データ処理に最大値投影法を用いる。
5.運動野を描出するためには指先の運動を行う。
午後/問題25
99mTc-MIBIを用いた副甲状腺シンチグラフィで正しいのはどれか。
1.心臓が描出される。
2.甲状腺ブロックを行う。
3.正常の副甲状腺が描出される。
4.デキサメタゾン抑制試験が有用である。
5.甲状腺描出は早期像よりも後期像が強い。
午後/問題26
201Tl- 塩化タリウムを用いた心筋シンチグラフィで正しいのはどれか。
1.投与量は740MBqである。
2.心筋梗塞部位が高集積となる。
3.心筋脂肪酸代謝評価が行える。
4.心/縦隔比評価が心不全評価に有用である。
5.運動負荷検査では軽度負荷から徐々に負荷を増す。
午後/問題27
核医学検査と使用される放射性医薬品の組合せで正しいのはどれか。
1.唾液腺シンチグラフィ99mTc-フチン酸
2.肝胆道シンチグラフィ99mTc-ECD
3.肝受容体シンチグラフィ99mTc-GSA
4.消化管出血シンチグラフィ99mTc-PYP
5.異所性胃粘膜シンチグラフィ99mTc-PMT
午後/問題28
腎動態シンチグラフィで正しいのはどれか。
1.移植腎の評価に適さない。
2.検査前に食事制限を行う。
3.負荷検査ではアセタゾラミドを使用する。
4.放射性医薬品投与後約30分で撮影を開始する。
5.99mTc-MAGは有効腎血漿流量(ERPF)の算出に適する。
午後/問題29
センチネルリンパ節シンチグラフィの適応となるのはどれか。
1.肺癌
2.悪性黒色腫
3.転移性肝癌
4.悪性リンパ腫
5.転移性骨腫瘍
午後/問題30
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
1.膀胱は描出されないことが多い。
2.疲労骨折の検出感度は単純X線検査より高い。
3.放射性医薬品投与後約30分で撮影を開始する。
4.溶骨性骨転移では造骨性骨転移より高集積になりやすい。
5.人工股関節に緩みがある場合は先端部が低集積になりやすい。
午後/問題31
健常成人で67Ga-クエン酸ガリウム投与72時間後像で描出される頻度が最も低いのはどれか。
1.涙腺
2.肝臓
3.膵臓
4.脾臓
5.唾液腺
午後/問題32
SPECTがPETより優れている点はどれか。2つ選べ。
1.定量性が高い。
2.空間分解能が高い。
3.減弱補正が容易である。
4.核種同時収集が可能である。
5.検査室の遮へいが容易である。
午後/問題33
PETで誤っているのはどれか。
1.68Ge-68Ga は減弱補正用の外部線源として用いられる。
2.陽電子の飛程が長い方が得られる画像の空間分解能は高い。
3.数え落としがないとすると真の同時計数は放射能濃度に比例する。
4.同時計数には真の同時計数、偶発同時計数および散乱同時計数がある。
5.多数の結晶に複数の光電子増倍管を配列したブロック検出器が最も用いられている。
午後/問題34
分化型甲状腺癌の遠隔転移巣に選択性が高いのはどれか。
1.18F-FDG
2.67Ga-クエン酸ガリウム
3.99mTc-PMT
4.131I-ヨウ化ナトリウム
5.201Tl-塩化タリウム
午後/問題35
転移性脳腫瘍の原発巣で最も多いのはどれか。
1.胃癌
2.肺癌
3.子宮癌
4.大腸癌
5.前立腺癌
午後/問題36
標準計測法に基づく光子線の電離箱線量計を用いた基準条件における水吸収線量評価について正しいのはどれか。
1.SSDが長くなると、過大評価となる。
2.気圧を高く読み間違えると、過大評価となる。
3.温度を高く読み間違えると、過大評価となる。
4.電離箱を深い位置に誤設置した場合、過大評価となる。
5.Farmer形電離箱の実効中心をアイソセンタに誤設置した場合、過大評価となる。
午後/問題37
対向門照射法で標的に200cGy照射した場合のMU値に最も近いのはどれか。
ただし、ビームウエイトは均等とし、組織最大線量比0.872、出力係数1.017、モニタ校正値1.01cGy・MU-1とする。
1.85
2.89
3.112
4.114
5.115
午後/問題38
標準計測法に基づく電子線におけるフィールド電離箱の相互校正で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.リファレンス電離箱は平行平板形電離箱である。
2.Pwallの不確かさが60Coγ線校正より低減できる。
3.相互校正した電離箱の線質変換係数にはkQ,Qintを用いる。
4.外部モニタ電離箱は、校正深dcの設置が推奨されている。
5.相互校正の基準線質はR50>10g・cm-2が推奨されている。
午後/問題39
強度変調放射線治療(IMRT)で誤っているのはどれか。
1.回転照射で使用できる。
2.金属フィルタを用いる場合もある。
3.マルチリーフコリメータが使用される。
4.フォワードプランにより計画を立案する。
5.内側にくびれた凹形の線量分布が作成できる。
午後/問題40
治療計画用CT装置で不要なのはどれか。
1.平板寝台
2.レーザーポインタ
3.DICOM規格対応
4.広いガントリ開口径
5.ガントリのチルト機構
午後/問題41
小線源治療の対象となるのはどれか。2つ選べ。
1.喉頭癌
2.卵巣癌
3.子宮頸癌
4.前立腺癌
5.悪性リンパ腫
午後/問題42
放射線治療において電子線を用いた門照射を行うのはどれか。
1.下垂体腺腫
2.甲状腺眼症
3.真性ケロイド
4.聴神経腫瘍
5.脳動静脈奇形
午後/問題43
上咽頭癌の放射線治療計画における計画標的体積(PTV)(実線)と耳下腺(点線)の線量体積ヒストグラムを図に示す。
PTVのD95%[Gy]と耳下腺のV24Gyの組合せで正しいのはどれか。
PTV D95% ーーーーー 耳下腺 V24Gy
1.67 ーーーーー 10%
2.67 ーーーーー 19%
3.70 ーーーーー 19%
4.98 ーーーーー 10%
5.98 ーーーーー 19%
午後/問題44
放射線治療において早期有害事象の発生頻度と照射体積の関係が最も強い臓器はどれか。
1.肺
2.骨
3.心臓
4.腎臓
5.皮膚
午後/問題45
Fourier変換で正しいのはどれか。
1.偶関数のFourier変換は虚数になる。
2.Fourier変換で得られる周波数成分には虚部と実部がある。
3.画像のパワースペクトルを逆Fourier変換すると元の画像になる。
4.畳み込み積分のFourier変換はそれぞれのFourier変換の和に等しい。
5.Fourier変換で得られるスペクトルの絶対値をパワースペクトルという。
午後/問題46
CADについて誤っているのはどれか。
1.病変検出率と偽陽性率は反比例する。
2.マンモグラフィの微小石灰化検出に使用される。
3.テンプレートマッチングは画像認識で利用される。
4.人工ニューラルネットワークは脳の情報処理を模擬する。
5.畳み込みニューラルネットワークはディープラーニングに利用される。
午後/問題47
医用画像表示システムの規格JIS T62563-1で規定されている性能評価項目で誤っているのはどれか。
1.色度
2.ノイズ
3.輝度応答
4.視野角特性
5.輝度不均一性
午後/問題48
PACSについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1.動画像の保管はできない。
2.カラー画像の保管はできない。
3.過去画像との比較が容易である。
4.画像の保管期間は年間である。
5.複数の電子カルテ端末で同時に画像を参照することができる。
午後/問題49
IHEのPDIに準拠したCD等の可搬型媒体による他医療機関からの診療画像情報の提供について正しいのはどれか。
1.匿名化を行う。
2.DICOM画像を使用する。
3.画像表示ソフトを添付しなければならない。
4.CDであればコンピュータウイルスによる感染はない。
5.送付された病院は自院のPACSに画像を保存する義務がある。
午後/問題50
胸部を走行する神経はどれか。2つ選べ。
1.顔面神経
2.三叉神経
3.舌下神経
4.反回神経
5.迷走神経
午後/問題51
急性期の膿瘍内部に主に観察されるのはどれか。
1.好酸球
2.好中球
3.形質細胞
4.好塩基球
5.リンパ球
午後/問題52
原因がウイルスでないのはどれか。
1.梅毒
2.風疹
3.麻疹
4.C型肝炎
5.帯状疱疹
午後/問題53
癌とそれに関連する腫瘍マーカーの組合せで正しいのはどれか。
1.大腸癌 ーーーーー AFP
2.卵巣癌 ーーーーー PSA
3.子宮体癌 ーーーーー SCC
4.前立腺癌 ーーーーー CEA
5.肝細胞癌 ーーーーー PIVKA-Ⅱ
午後/問題54
膝関節痛の原因とならないのはどれか。
1.腱板断裂
2.半月板損傷
3.変形性膝関節症
4.前十字靱帯損傷
5.内側側副靱帯損傷
午後/問題55
血液生化学検査で筋疾患のスクリーニングに用いられるのはどれか。
1.ビタミンD
2.カルシトニン
3.副甲状腺ホルモン
4.クレアチンキナーゼ
5.アルカリフォスファターゼ
午後/問題56
前縦隔に発生する頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
1.胸腺腫
2.奇形腫
3.中皮腫
4.神経腫
5.サルコイドーシス
午後/問題57
先天性心疾患で最も発生頻度が高いのはどれか。
1.動脈管開存症
2.心室中隔欠損症
3.心房中隔欠損症
4.肺動脈弁狭窄症
5.Fallot(ファロー)四徴症
午後/問題58
欠乏すると赤血球産生が低下するのはどれか。2つ選べ。
1.鉄
2.亜鉛
3.ヨウ素
4.ビタミンK
5.ビタミンB12
午後/問題59
下垂体の異常によって起こるのはどれか。2つ選べ。
1.尿崩症
2.先端巨大症
3.Down(ダウン)症候群
4.Basedow(バセドウ)病
5.Parkinson(パーキンソン)病
午後/問題60
移植した場合に拒絶反応を生じる可能性が最も低いのはどれか。
1.角膜
2.肺
3.心臓
4.肝臓
5.腎臓
午後/問題61
一次救命処置における胸骨圧迫について正しいのはどれか。
1.剣状突起部を圧迫する。
2.分間に60〜70回の圧迫を行う。
3.AED使用開始後は胸骨圧迫は不要である。
4.成人の場合、胸骨が~cm沈む程度圧迫する。
5.~分ごとに10秒以上中断して脈拍の有無を確認する。
午後/問題62
疫学について正しいのはどれか。
1.疾患の治療を目的とする。
2.横断研究では長期間の追跡調査を行う。
3.研究対象となる疾患は感染症のみである。
4.患者個人でなく、人間集団を観察対象とする。
5.介入研究の代表的な手法としてコホート研究がある。
午後/問題63
平成28年の人口動態統計において、我が国の男性のがん死亡が最も多いのはどれか。
1.肺がん
2.胃がん
3.肝がん
4.大腸がん
5.前立腺がん
午後/問題64
総務省統計局の人口推計(平成30年確定値)における我が国の65歳以上の人口の割合に最も近いのはどれか。
1.8%
2.18%
3.28%
4.38%
5.48%
午後/問題65
放射線照射による個体への影響について正しいのはどれか。
1.半致死線量は線量率に依存しない。
2.半致死線量は個体によらず一定である。
3.早期の粘膜炎発生にはしきい値がある。
4.染色体異常の発生率は線量に依存しない。
5.白血病の発生率は年齢によらず一定である。
午後/問題66
分裂増殖している細胞集団にX線をGy照射した後、最も早期にみられる現象はどれか。
1.分裂死
2.再増殖
3.再酸素化
4.分裂遅延
5.細胞周期の再分布
午後/問題67
X線治療におけるα/β値が最も小さいのはどれか。
1.粘膜
2.皮膚
3.脊髄
4.骨髄
5.卵巣
午後/問題68
LETが最も高いのはどれか。
1.α線
2.γ線
3.X線
4.電子線
5.陽子線
午後/問題69
RBE(生物学的効果比)について正しいのはどれか。
1.管電圧250kVのX線が基準となる。
2.線量率には影響されない。
3.LETが小さいほど大きい値を示す。
4.分割回数には影響されない。
5.陽子線の値はX線のほぼ倍である。
午後/問題70
放射線治療に用いられる重荷電粒子と物質の相互作用について誤っているのはどれか。
1.放射損失は衝突損失よりも小さい。
2.物質の原子核と破砕反応を起こす。
3.物質の軌道電子との相互作用が主である。
4.飛程終端でBragg(ブラッグ)ピークを持つ。
5.質量衝突阻止能は重荷電粒子の電荷に反比例する。
午後/問題71
原子核から直接放出されるのはどれか。2つ選べ。
1.α線
2.γ線
3.特性X線
4.内部転換電子
5.Auger(オージェ)電子
午後/問題72
超音波の性質について正しいのはどれか。
1.音速は媒質の密度に依存する。
2.媒質中の音速は周波数に比例する。
3.周波数が高いほど指向性は低くなる。
4.波長が短いほど媒質中の減衰は小さい。
5.境界面における音響インピーダンスの変化が大きいほど反射は小さい。
午後/問題73
ある物質の光子エネルギーに対する質量減弱係数の関係を図に示す。この物質はどれか。
1.Al
2.Cu
3.I
4.Mo
5.Pb
午後/問題74
水の1.1倍の線減弱係数を持つ組織のHounsfield値(CT値)はどれか。
1.−100
2.−10
3.1
4.10
5.100
午後/問題75
図Aの回路のa-b間に正弦波交流電圧を加えたときの合成インピーダンスの周波数特性を図Bに示す。
抵抗R [kΩ]、誘導リアクタンスL [mH] および静電容量C [μF] に最も近い値の組合せはどれか。
1.R = 0.2, L = 0.25, C = 0.2
2.R = 2, L = 0.25, C = 0.2
3.R = 0.2, L = 2, C = 0.25
4.R = 0.25, L = 2, C = 0.25
5.R = 0.25, L = 0.25, C = 0.25
午後/問題76
図の回路で、スイッチSを閉じてから4.6ms後の回路電流Iが1mAであった。
コンデンサの静電容量C [μF] はどれか。ただし、logₑ10 = 2.3とする。
午後/問題77
半導体で誤っているのはどれか。
1.絶対零度ではキャリアは存在しない。
2.真性半導体では自由電子と正孔の数は等しい。
3.pn接合が生成されると電位障壁が形成される。
4.真性半導体に微量のヒ素を混入するとp形半導体となる。
5.n形半導体のFermi(フェルミ)準位は禁制帯中の伝導帯に近い位置となる。
午後/問題78
図Aの回路に図Bの電圧viを入力するとき、出力電圧voはどれか。
1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ
午後/問題79
光子線の線量計測で誤っているのはどれか。
1.吸収線量は電子平衡状態で測定する。
2.電子平衡状態では吸収線量と衝突カーマは等しい。
3.吸収線量には二次電子から発生する制動放射線も寄与する。
4.電子平衡状態では物質の吸収線量は質量エネルギー吸収係数に比例する。
5.カーマには荷電粒子の初期運動エネルギーに制動放射線として放出されるエネルギーが含まれる。
午後/問題80
サーベイメータを用いた放射性同位元素による表面汚染の直接測定法について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.あらかじめ自然計数率を求めておく。
2.測定器を測定面に接触させて計測する。
3.汚染が発見された場合、その場所で測定器を保持して測定する。
4.正確な測定を必要とする場合、時定数に等しい待ち時間をおいて測定を行う。
5.表面汚染密度は自然計数率を引いた計数率に、機器効率、線源効率および有効窓面積を乗じたものである。
午後/問題81
NaI(Tl)シンチレータに2.2MeVのγ線を入射させた場合に観察されるエネルギースペクトルにおいて、エネルギーの高いものから順に並べたのはどれか。
ただし、Compton(コンプトン)端をa、全エネルギー吸収ピークをb、ダブルエスケープピークをc、シングルエスケープピークをdとする。
1.a c b d
2.b a d c
3.b d c a
4.c d a b
5.d a b c
午後/問題82
γ線のエネルギースペクトル測定に適しているのはどれか。
1.BF₃計数管
2.熱蛍光線量計
3.高純度Ge半導体検出器
4.表面障壁型Si半導体検出器
5.液体シンチレーション検出器
午後/問題83
電子線の線質指標R50の決定方法で正しいのはどれか。
1.深部量百分率曲線より読み取る。
2.電離箱の基準点は実効中心である。
3.照射野サイズは10cm × 10cmである。
4.固体ファントムはR50 > 10g・cm⁻²で使用できる。
5.Farmer(ファーマ)形電離箱はR50 < 10g・cm⁻²で使用できる。
午後/問題84
X線撮影の体位について、観察部位で正しいのはどれか。
1.橈骨頭
2.尺骨肘頭
3.尺骨神経溝
4.上腕骨滑車
5.上腕骨肘頭窩
午後/問題85
右乳腺に腫瘤が触知される患者の乳房X線写真について、病変が存在する乳腺の領域はどれか。
1.A領域
2.B領域
3.C領域
4.D領域
5.E領域
午後/問題86
手技後に撮影されたX線写真について、施行された手技として正しいのはどれか。
1.心筋焼灼術
2.肝動脈塞栓術
3.下大静脈フィルタ留置術
4.経カテーテル大動脈弁留置術
5.腹部大動脈瘤ステントグラフト内挿術
午後/問題87
造影後の三次元腹部CT像について、S状結腸を栄養する血管はどれか。
1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ
午後/問題88
通常の立位胸部X線写真と比較して、仰臥位ポータブル胸部X線写真の特徴で正しいのはどれか。
1.心陰影は縮小する。
2.胃泡が明瞭となる。
3.側面撮影の画質は向上する。
4.肩甲骨の肺野との重なりが減少する。
5.心陰影に重なる肺血管の描出が不良である。
午後/問題89
X線CTで患者被ばく量低減のために有用なのはどれか。ただし、他の撮影条件は同じとする。
1.管電圧を上げる。
2.管電流を上げる。
3.自動露出機構を使用する。
4.ヘリカルピッチを下げる。
5.補償フィルタを使用しない。
午後/問題90
ヨード造影剤の総量100mLを1mL/秒の速度で静脈投与して造影CTを行った場合に、検査を受けた患者に最も高頻度にみられるのはどれか。
1.嘔吐
2.熱感
3.腎不全
4.じん麻疹
5.ショック
午後/問題91
顔面X線写真の側面像について、アが示す部分はどれか。
1.鼻腔
2.上顎洞
3.前頭洞
4.上咽頭腔
5.蝶形骨洞
午後/問題92
子宮卵管造影検査で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.逆行性に造影剤を注入する。
2.X線透視撮影装置を使用する。
3.40kV程度の管電圧で撮影する。
4.骨盤計測を目的とした検査である。
5.ヨード造影剤約30mLを注入する。
午後/問題93
肺条件の胸部CT像について、描出されていないのはどれか。
1.右上葉
2.右中葉
3.右下葉
4.左上葉
5.左下葉
午後/問題94
刺激-反応行列を基に、陽性的中率はどれか。
1.A / (A + B)
2.A / (A + C)
3.A / (A + D)
4.A / (A + B + C)
5.A / (A + B + C + D)
午後/問題95
DQEについて正しいのはどれか。
1.面積の次元を持つ。
2.X線光子の利用効率を表す。
3.NEQと入射光子数との積である。
4.出力画像のS/N比の2乗に対応する。
5.同一の値であれば解像特性は等しい。
午後/問題96
放射線防護に用いられる実用量はどれか。
1.カーマ
2.吸収線量
3.等価線量
4.個人線量当量
5.預託実効線量
午後/問題97
法令に規定された診療放射線技師の業務はどれか。2つ選べ。
1.造影剤の調剤
2.照射録の作成
3.MRI検査の実施
4.散瞳薬を投与した者の眼底撮影の実施
5.患者の居宅における百万電子ボルト以上のエックス線照射
午後/問題98
医療法施行規則の規定で出入口が箇所に限定される放射線設備はどれか。
1.廃棄施設
2.放射線治療病室
3.エックス線診療室
4.診療用放射線照射装置使用室
5.放射性同位元素装備診療機器使用室
午後/問題99
乳房だけにX線が2.0mGy均等に当たった場合の実効線量(mSv)はどれか。
ただし、放射線加重係数と組織加重係数は国際放射線防護委員会(ICRP 2007年勧告)の値とする。
1.0.10
2.0.16
3.0.24
4.0.32
5.0.48
午後/問題100
体外計測法による内部被ばくの評価で正しいのはどれか。
1.残留関数が使用される。
2.体表面汚染を分離できる。
3.バイオアッセイ法と呼ばれる。
4.排泄物中の放射能量が使用される。
5.主な計測対象はα線放出核種である。

