"> 第77回診療放射線技師国家試験 | 午前/問題2(解説とポイント) - 診療放射線技師 国家試験対策なび | 合格への最短ルートを提供
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第77回診療放射線技師国家試験 | 午前/問題2(解説とポイント)

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フクロウ
フクロウ
頻出問題なので、しっかりと取り組もう!

解説

MRIと関連事項の組合せで正しいのはどれか。

1.拡散強調像 ー TOF法

誤りです。

TOF法(Time of Flight法)は、主に血管撮影(MRA)に用いられる技術です。一方、拡散強調像(DWI)は、組織内の水分子の動きを強調して画像化する手法で、脳梗塞などの診断に使われます。これらは異なる目的の技術です。

2.脂肪抑制法 ー b値

誤りです。
b値は、拡散強調像(DWI)の撮影において、水分子の拡散をどれだけ強調するかを示す指標です。脂肪抑制法ではb値ではなく、例えばSTIR(短TI反転回復法)やCHESS(選択的励起法)などが用いられます。

3.非造影灌流MRI ー ASL〈arterial spin labeling〉

正解です。
ASLは、造影剤を使わずに血流を測定する非造影灌流MRIの技術です。動脈のスピンをラベル付けし、それが組織に流れ込む様子を画像化します。この選択肢は正しいです。

4.MR hydrography ー BOLD効果

誤りです。
MR hydrographyは、主に液体の分布を強調して画像化する手法です。一方、BOLD効果は機能的MRI(fMRI)に用いられるもので、血中の酸素化状態に基づいて脳活動を可視化します。この組み合わせは不正確です。

5.functional MRI ー 化学シフト

誤りです。
化学シフトは、異なる化学環境における核スピン共鳴周波数の変化であり、スペクトロスコピー(MRS)などに関係します。fMRIは、主にBOLD効果を利用して脳活動を画像化する方法です。

 

ここがポイント!!

フクロウ
フクロウ
ひとつひとつ整理をして覚えることが大事だよ!
撮影法 関連する事項
拡散強調像 (DWI) 拡散の指標であるb値を利用して組織内の分子拡散を評価。主に脳梗塞や腫瘍の診断に使用。
非造影灌流MRI ASL (Arterial Spin Labeling)を利用し、血流を非侵襲的に測定。脳血流の評価に適用される。
MR hydrography 液体(例えば胆管や脊髄液)の分布や流れを強調表示する。
functional MRI (fMRI) BOLD効果(血中酸素レベル依存効果)を利用し、脳の活動領域を可視化。主に神経科学研究に使用。
TOF法 血流の速度差を利用して血管を強調表示。主にMRA(磁気共鳴血管撮影)に使用される。
脂肪抑制法 脂肪シグナルを抑えることで画像のコントラストを改善。STIR法やCHESS法などの技術がある。

 

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