第76回 国家試験 | 午前問題
午前/問題78
国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告でエネルギーごとに放射線加重係数が
変化するのはどれか。
1.α 粒子
2.電 子
3.陽 子
4.中性子
5.重イオン
午前/問題79
水の吸収線量を Bragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論で求める式はどれか。
ただし、水中に設置された空洞空気に生じた電荷量を Q、空洞空気の質量を m、
空洞空気の吸収線量を Dair、水の質量衝突阻止能を(Scol/ρ)w、空気の質量衝突阻止
能を(Scol/ρ)air とする。
午前/問題80
下図に示す放射線のエネルギーピークの FWHM はどれか。
午前/問題81
下図に示す放射線のエネルギーピークの FWHM はどれか。
午前/問題82
電子線照射で電離箱を水槽内のビーム軸上を移動させて得られる測定値のみから
算出されるのはどれか。
1.出力係数
2.軸外線量比
3.深部線量百分率
4.深部電離量百分率
5.コリメータ散乱係数
第76回 国家試験 | 午後問題
午後/問題79
物理量と単位の組合せで正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.カーマ ー J・kg
2.吸収線量 ー C・kg-1
3.照射線量 ー J・kg-1
4.質量阻止能 ー J・m2・kg-1
5.線減弱係数 ー m-1
午後/問題80
比例計数管で誤っているのはどれか。
1.PR ガスを用いる。
2.光電子増倍管を用いる。
3.電子なだれを利用する。
4.BF3 ガスを封入すると熱中性子を検出できる。
5.印加電圧の変化による計数率特性から α 線と β 線を弁別できる。
午後/問題81
潮解性を示す放射線検出器はどれか。
1.GM 計数管
2.比例計数管
3.半導体検出器
4.蛍光ガラス線量計
5.NaI(Tl)シンチレーション検出器
午後/問題82
蛍光現象を利用した個人被ばく線量計で Sn や Al のフィルタを組合せて使用す
る目的はどれか。
1.α 線と β 線を弁別する。
2.LET 依存性を補正する。
3.フェーディングを補正する。
4.エネルギー依存性を補正する。
5.中性子線に対する感度を高くする。
午後/問題83
半価層を求める式はどれか。
ただし、線減弱係数を μ とする。
1.ln(2)・μ-2
2.ln(0.5)・μ-1
3.ln(0.5)・μ-2
4.-ln(0.5)・μ
5.-ln(0.5)・μ-1
午後/問題84
検査と造影剤の体内への注入経路の組合せで適切でないのはどれか。
1.CAG ー 経動脈
2.DIP ー 経静脈
3.HSG ー 経 腟
4.UCG ー 経尿道
5.ERCP ー 経皮経肝
第75回 国家試験 | 午前問題
午前/問題78
放射線計測で 6 つのカウント値 {64,59,60,62,55,60} を得た。
変動係数に最も近いのはどれか。
1.0.01
2.0.05
3.0.10
4.0.15
5.0.20
午前/問題79
GM 計数管による β 線の放射能測定において、試料台による後方散乱係数に影響
しないのはどれか。
1.測定時間
2.試料台の厚さ
3.β 線のエネルギー
4.試料台の物質の組成
5.GM 計数管と試料台との距離
午前/問題80
ある放射性試料を計数装置で 2 分間測定して 400 カウントが得られた。また、
バックグラウンドのみは 1 分間測定して 100 カウントであった。この試料の正味の計数率[cpm]とその標準偏差[cpm]に最も近いのはどれか。
1.100 ± 5
2.100 ± 10
3.100 ± 14
4.200 ± 20
5.300 ± 30
午前/問題81
質量阻止能の単位はどれか。
1.J
2.J・m-1
3.J・m2・kg-1
4.m-1
5.m2・kg-1
午前/問題82
ラジオクロミックフィルムで正しいのはどれか。
1.温度依存はない。
2.感度不均一はない。
3.明室で使用できない。
4.照射後の濃度上昇はない。
5.線量は直接読み取れない。
第75回 国家試験 | 午後問題
午後/問題79
サーベイメータを用いた放射線測定において、真の読み値の 85%以上の値を得
るには時定数の何倍の時間が必要か。
1.0.1
2.0.5
3.1
4.1.5
5.2
午後/問題80
気体の電離を利用した検出器はどれか。 2 つ選べ。
1.電離箱
2.GM 計数管
3.Fricke〈フリッケ〉線量計
4.シンチレーション検出器
5.Cherenkov〈チェレンコフ〉検出器
午後/問題81
放射線検出器とその関連項目の組合せで正しいのはどれか。
1.電離箱線量計 ― 電子なだれ
2.半導体検出器 ― 放射線損傷
3.蛍光ガラス線量計 ― 加熱特性
4.熱ルミネセンス線量計 ― 紫外線照射
5.シンチレーション式サーベイメータ ― 同時計数回路
午後/問題82
荷電粒子平衡で正しいのはどれか。
1.空洞理論と無関係である。
2.光子のエネルギーと無関係である。
3.光子線の減弱に適用する概念である。
4.過渡電子平衡では衝突カーマと吸収線量は等しい。
5.ビルドアップ領域とは荷電粒子平衡が成立するまでの深さである。
午後/問題83
標準計測法 12 の光子線における水吸収線量計測の基準条件で正しいのはどれか。
1.校正深は線質に依存する。
2.平行平板形電離箱を使用する。
3.電離箱は半径変位法を用いて設置する。
4.固体ファントムの使用が認められている。
5.セットアップは SSD 法または SAD 法による。
午後/問題84
腹部の造影画像(別冊No. 10)を別に示す。
検査法で正しいのはどれか。
1.DIC
2.DIP
3.ERCP
4.MRCP
5.PTC
第74回 国家試験 | 午前問題
午前/問題78
W 値の定義で正しいのはどれか。
1.電離箱中で生成される全電荷
2.断面積 da の球に入射する粒子の数
3.質量 dm の物体に付与された平均エネルギー
4.粒子フルエンス ϕ 中の物質との相互作用の確率
5.気体中でイオン対を生成するときに消費される平均エネルギー
午前/問題79
蛍光ガラス線量計について正しいのはどれか。
1.積算型の線量計である。
2.繰り返し読取ができない。
3.プレヒートで蛍光中心が消去できる。
4.TLD と比較してフェーディングの影響が大きい。
5.フィルタなしの素子はエネルギーがMV 以上の X 線に対して高感度であ
る。
午前/問題80
倍数と接頭語の組合せで誤っているのはどれか。
1.102 ー c <センチ>
2.103 ー k <キロ>
3.106 ー M <メガ>
4.109 ー G <ギガ>
5.1012 ー T <テラ>
午前/問題81
1.カーマ ー 中性子線
2.吸収線量 ― 陽子線
3.質量減弱係数 電子線
4.照射線量 電子線
5.阻止能 光子線
午前/問題82
標準計測法 12 の空洞電離箱の温度気圧補正係数の式で正しいのはどれか。
ただし、測定時の温度を T [℃]、気圧を P [kPa] とする。
第74回 国家試験 | 午後問題
午後/問題79
水吸収線量計測で電離箱中の気体の吸収線量に乗じるパラメータはどれか。
1.電子密度比
2.フルエンス比
3.実効原子番号比
4.質量衝突阻止能比
5.質量エネルギー吸収係数比
午後/問題80
10 MV 以上の X 線を発生させる加速器から中性子が放出される相互作用はどれ
か。
1.光電効果
2.光核反応
3.Compton(コンプトン)散乱
4.Cherenkov(チェレンコフ)放射
5.Rutherford(ラザフォード)散乱
午後/問題81
分解時間 200 μs の GM 計数管で放射能計測をしたところ計数率は 15,000 cpm
であった。
この計数の数え落としの割合[%]はどれか。
1.1
2.2
3.3
4.4
5.5
午後/問題82
二次電子平衡で正しいのはどれか。
1.荷電粒子線の挙動である。
2.荷電粒子平衡とは異なる。
3.ビルドアップ領域で成立する。
4.吸収線量は衝突カーマに等しい。
5.二次電子平衡厚はエネルギーに依存しない。
午後/問題83
X 線の半価層の測定に適しているのはどれか。
1.電離箱
2.Fricke(フリッケ)線量計
3.ゲルマニウム半導体検出器
4.光刺激ルミネセンス線量計
5.NaI シンチレーション検出器
午後/問題84
腹腔内遊離ガスについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1.ニッシェを形成する。
2.腸閉塞の所見である。
3.CT での検出は困難である。
4.デクビタス撮影は左下側臥位とする。
5.横隔膜下の腹腔内遊離ガスは、腹部立位正面像に比べて胸部立位正面像で検
出しやすい。